【味より先に“伝え方”を変えろ。LINEとインスタだけで「予約が埋まる店」になる方法】

今日のタイトルは【味より先に“伝え方”を変えろ。LINEとインスタだけで「予約が埋まる店」になる方法】です。

「LINEもInstagramもやっているのに、なぜか新規のお客様が増えない…」

もしそう感じているなら、問題はやっていることではなく、
伝え方と仕組みかもしれません。

実は、料理の味やサービスを変えなくても、
たった3つのポイントを見直すだけで、来店数もリピート率も劇的に変えられるのです。

ここでは、店舗集客の現場を見てきた視点で、
「新規のお客様に来てもらい、リピーターになってもらう」ための具体的な方法をお伝えします。

お店の魅力の伝え方

1. 「誰の、どんな時間のための店か」を言葉にする

多くの飲食店オーナーさんが最初につまずくのは、お店の魅力が頭の中にしかないことです。

「料理がおいしい」「雰囲気がいい」「こだわっている」——どれも真実だと思います。
でも、お客様から見ると、どのお店も同じことを言っているように見えてしまいます。

そこでまず必要なのは、

「うちは、誰の、どんな時間のための店なのか」を一言で表すこと

例えば:

・ 「仕事帰りに一人でゆっくり飲みたい人のための、隠れ家的なワインバル」
・ 「デートで”センスいいね”と言われたい人のための、大人のイタリアン」
・ 「子連れでも気兼ねなく楽しめる、週末ファミリー向けカフェ」

この一言が決まれば、Instagramのプロフィール、投稿の言葉、LINEでの挨拶文、
すべてがブレなくなり、あなたのお店を必要としている人に届くようになります。

2. 「常連さんが友達に紹介する言葉」を先に決める

次に大事なのは、お客様があなたのお店を友達に紹介するときの”決め台詞”
を先回りして用意しておくことです。

想像してみてください。常連のお客様が友達にこう言うとします。
「今度行く店なんだけど、◯◯なところがすごくいいんだよ」

この「◯◯」こそが、お店の本当の魅力です。

例えば:

・ 「どの料理を頼んでもハズレがないから安心」
・ 「デートで使うと雰囲気が良くて、絶対印象に残る」
・ 「子供に優しいスタッフさんばかりで、本当に気が楽」

この”紹介の一言”を言語化したら、それをそのまま
・ Instagramのプロフィール文
・ 固定投稿のキャプション
・ LINE登録時の自動返信メッセージ
に使いましょう。お客様に紹介してほしい言葉を、先にこちらから提案するイメージです。

3. 投稿ごとに「今日してほしいこと」を一つだけ決める

LINEもInstagramも、「なんとなく投稿」になってしまうと、
見られはするけど行動には繋がらない状態になります。

大切なのは、一回の投稿・一回の配信ごとに
「これを見た人に、何をしてほしいのか」を一つだけ決めること

例えば:
Instagram投稿の場合
・ 目的:今週末のディナー予約をしてほしい
・ 書き方:「今週末限定で◯◯コースをご用意しています。プロフィールのリンクからご予約ください」

LINE配信の場合
・ 目的:平日ランチに一度来てほしい
・ 書き方:「LINE会員様限定。今週◯日〜◯日のランチご来店で、デザート無料サービス。レジでこの画面をお見せください」

写真 + 一言 + どうしてほしいか——この3点セットだけで、反応率は驚くほど変わります。

4. 「初回来店」を「2回目来店」に変える仕掛けを作る

本当に強い店は、新規客をたくさん集める店ではなく、
「一度来たお客様が、2回目・3回目と来てくれる仕組みがある店」です。

ここでおすすめなのが、**初回来店から2回目来店への専用LINE導線**を作ることです。

具体的な流れの例
1. 初回来店時の会計で
「よかったらLINE登録してください。次回使えるドリンク1杯無料クーポンを送ります」

2. 登録直後に
「ご来店ありがとうございました!次回ご来店時にお使いいただけるクーポンです」と自動配信

3. 1〜2週間後に
「そろそろ◯◯が旬です」と、さりげないメッセージを送る

ポイントは、初回来店の記憶が残っているうちに、2回目のきっかけを作ることです。

LINEとInstagramは、それぞれ役割を分けて考えましょう:
・Instagram = 初回来店のきっかけを作る場所
・LINE = 2回目・3回目の来店を増やす場所

5. なぜこの方法が生まれたのか

私はこれまで、レストランや飲食店の集客をサポートしてきましたが、「うまくいかない店」には共通点がありました。
・ お店の魅力はあるのに、それが言葉になっていない
・ LINEもInstagramも「やってはいる」けど、目的がバラバラ
・ 新規客は来るが、2回目以降に繋がらない

逆に言えば、この3つを整えただけで、客数も売上も安定して伸びていった店が多くあります。

実践しやすいやり方の例として
1. 「誰の、どんな時間のための店か」を一言で決める
2. 常連さんが友達に紹介する言葉を先に決める
3. LINEとInstagramを「今日してほしい行動」から逆算して使う

というシンプルな型にまとめてみました。

次の一歩として

LINEもInstagramももう始めているあなただからこそ、やり方を少し変えるだけで結果がガラッと変わる可能性があります。
次の2つを書き出してみてください。
・ 「うちは、誰の、どんな時間のための店か」
・ 「常連さんに、どう紹介されたいか」

この2つが明確になれば、あなたのお店の本当の魅力の伝え方が動き出します。
そして、新規のお客様が自然とリピーターになる流れが、少しずつ生まれていくはずです。

ご自分で考えたり、事項する時間がない方へ
相談無料です。お気軽にお問い合わせください。

想いの強さを、確かな「信頼」の構造へ。

Articulating your passion, creating your success.

ミーニングフル・プラクシス

高橋尚文
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